Research

小関卓也:

「資源循環および環境調和に適応した有用酵素の機能解析とその利用研究および食品素材開発研究」  
植物の細胞を包む細胞壁の主成分はセルロース、ヘミセルロース、リグニンなどの多糖類であり、地球上に最も多く存在するバイオマス資源です。酵素法によるこれら植物バイオマスの有効活用や環境保全の視点で植物バイオマス関連酵素の特性を明らかにするとともに、植物細胞壁の高度利用および新規食品素材の開発を目指し、麹菌などのカビ由来有用酵素の探索、構造・機能解析およびその利用に関する研究並びにコメ糠由来の生活習慣病の予防・改善に有効な物質の探索研究を行っています。

塩野義人:
「微生物からの生理活性物質の探索とその利用」ー自然界には未知なる微生物資源が眠っていますー 微生物の作り出す物質には、珍しい化学構造や生物活性を示すものが多く、医薬・農薬の創薬研究分野で貢献してきました。しかし、地球上の微生物資源の中で、容易に培養できる微生物は、わずかにすぎず、今なお、残りの微生物には手がつけられていません。 我々は、微生物の分離源や培養法に工夫しながら、これまでにあまり二次代謝産物が調査されていない微生物に注目し、新しい生理活性物質の探索を試みています。

発酵制御学、 All rights reserved 2017年
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